ヤマカンがいたWUGがのよかったよなって話

監督という仕事は上手くいけば、作品における名声を自分の物にできる。そして悪評もすべて自分がおっかぶされる仕事だ。たとえ、キャスティングや脚本に関わっていない監督だとしても、監督の仕事がよくないと評価され叩かれてしまう。
多くの人が関わるはずの作品が自分自身の評価と直結している。
アニメに限らず、一般映画においてもそういう傾向にある。
もちろん、それだけ話題に(良くも悪くも)なればだけど……。そういう意味では、炎上して話題になるヤマカンがいてよかったのかもしれない。前シーズンのWUGは。

4話までWUG新章を観ていて「これはファン以外に波及することなく、話題にすらならなくなってしまうだろう」と危惧するようになった。
Twitterの感想やまとめサイトでも散見される意見ではあるが、「なぜ、3年前のデビュー曲をMステ(のパロディ)で歌う?」(アイドルアニメだし、新シーズンだから話題とお約束でライブシーン入れたんだろう)といった1話から見られた新しく作った世界観に基づく設定の甘さがはっきりと見られるのだ。


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『「この世界観、この世界ではどこまでアリなのか?」ということを前提にしない限り、全ての「リアリティ」に関する議論は、全て不毛なものになるでしょう。
「フィクション」は所詮大ウソなのだから、意味のないことなのです。
(中略)
仮にも「続編」と銘打つならば、前作の「リアリティ(=世界観)」は受け継ぐべきだ、と。』

イムリーにヤマカンもブログ更新してたので貼っておく。
いやーほんとにそうだよ。